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AQUASMITHはサイパンのスキンダイビング・スピアフィッシングスクールです。

TEL. 1-670-233-5055

PMB704, P.O.Box10000, Saipan MP 96950-8900

コンセプトConcept


真っ青な空、透き通った海。

深呼吸で心拍を整え、静かに潜ってゆく。

いつものように、体と動きがコントロールできていることを感じながら、静かに着底する。

巨体が水面から降りてきて、それに警戒心を感じた魚たちはこちらから円を描くように、いったん離れる。

片手で軽く、ひじょうに軽く、岩をつかんでうねりで体を揺らされないようにする。

”ひじょうに軽く”持つのは、筋肉が出す微弱な電流を限りなく小さくするためだ。力を入れてはいけない。魚はそれを当然のように読み取るからだ。
岩を掴んで体を固定するのは、自分が海底の一部になるため。


うつむいて目を閉じる。



なにも考えない。



脳のシナプスは今や、生命維持に必要な心拍の鼓動を伝えているだけで、”無”となったアタマは、海とひとつにつながる。いや、厳密には海の中のチリの1つになったに過ぎない。
全身の力は抜け、心身ともに完全なリラックス状態だ。

人間にもイルカの千分の一くらいのソナーが備わっているのかも知れない。
あるいは聴こえているだけなのかも知れないが。

元いた場所に戻り始める小魚たちのモーションが発する波動は音波となり、顔を上げなくても、自分の前に集まり始めているのを、たしかに感じることができる。聴こえている。


ゆっくりと、目を開け、上目づかいで少し顔を上げる。

まだ前には、対象とするには小さい魚たちしかいない。

手元に転がっている、小さな貝殻のかけらを取り、岩をこすって音を出す。

カリカリッ、カリカリッ。

魚にも言語がある。

それはディズニー映画のような会話ではなくて、「?」や「!」だが、明らかにそれは、ある。

その、「?」を誘い出して欲しいサイズの魚が寄ってくるのを待つ。


「まだこのサイズじゃいらないな」

警戒心のまったくない幼魚から始まって、しばらくして大丈夫なら小魚、しばらくしたら少し大きい小魚、そして中型魚、とだんだん大きくなっていく。
魚たちはちゃんと不審者の一挙手一投足を監視している。
警戒心が強いからこそ、より長く生きている分、体が成長しているのだ。
だからこそ、より難しい、より大きい魚を獲りたくなる。


ダイブコンピュータが、潜り開始から1分30秒が経過したことを知らせるビープ音で教えてくれる。

おおよそあと30秒くらいのうちにターゲットを絞り込み、撃たなくては。

いいサイズの魚がいるが、まだ射程圏外だ。

ポイントとタイミングにもよるが、欲しいサイズの魚がそうそう寄ってきてくれるものではない。

射程ギリギリで撃っても大概は当たらない。向うはそれを計算してその距離を保っているのだ。

発射すると、もうその周辺では魚は寄っては来ない。

撃たずに浮上するだけでももう、寄って来なくなることも少なくない。

それでも浮上は快感だ。

始めた頃の浮上は苦しかったはずなのに、ほどなくして快感に変わるようになり、いつからか幸福感さえ感じるようになった。

なんでだろう。


ギリギリまで勝負を楽しんだから?

単に酸欠で、脳内麻薬を出してくれたから?

蒼く透き通る水がどこまでも綺麗だから?

水面から射し込む陽の光がキラキラとまばゆいから?

すべてだろうか。


わからない。


水面直前で「プハッ」と古くなった空気を吐き出し、アタマが出た瞬間、新しく新鮮な空気を吸う。

”生きている”実感・快感・感謝が同時に訪れる。少し、微笑みがこぼれる。

また少し移動し、深呼吸で心拍を整え、ダイブコンピュータが水面に浮上してから休息時間を1秒ごとにカウントしてくれ、2分になる頃に呼吸をあわせてまた静かに潜ってゆく。

この一度一度の魚との一騎打ちがたまらない。

ヒットしたら、すぐに浮上し、スピアガンごとラインを引く。獲物が穴に逃げ込んでラインが切れたり、シャフト(矢)が曲がったり、時には別の魚に横取りされることだってある。

愉しい時間はあっという間だ。

本当に、スピアは楽しい。

日本でも気軽にスピアができる環境があればいいのに、と思うが悲しいかな、日本はことスピアに関しては世界でも最も後進国の部類にランクされる。残念な一例を挙げると。。

千葉県:ウェットスーツを着用して素潜りをしてはいけない(職業漁師・海士含む)。

神奈川県・静岡県:テモリを使用しても構わないが、同時にマスクを使ってはいけない。

いずれかの意図があったにせよ、なんだか、まるで駄々っ子が作ったようなルールです。

海上保安庁は、日本海域を侵してくる他国の漁師には防戦一方で船ごとぶつけられてもじっと我慢していたり(税金で造った船を、税金で修理することになるわけですが)、外国船団に違法にサンゴを根こそぎ盗られていてもほぼ、なんの対応もできないでいますが、週末に趣味でスピアしている、納税者でもある善良な自国民には、数人で取り囲んで高圧的に尋問してくると聞きます。

静岡でスピアをしていて、略式裁判と20万の罰金の上、道具一式すべて没収された、という話もご本人から聞きました。もちろん、貝類は一切獲っていなかったそうです。
「心底、サイパンの現状が羨ましい」と。

日本の現状は、残念ながら「異常」と言っても決して過言ではありません。


サイパンはじめミクロネシア地方では、古来から素潜り漁はいわゆる男の”基本”でした。
いくつかの島ではいまだに、結婚を申し込む際には、お相手の両親に、その日に獲れた魚を
持っていって「娘さんを食わせていける」と証明する風習が続いているといいます。

お父さんや叔父さん、兄ちゃんなどに連れてってもらって、見て覚えて、コツを教えてもらって、ちょっと上達して楽しくなって、どんどん経験を積んで自分は週末の狩りを楽しみながら、周りには手土産を喜ばれてさらにレベルアップしていく。。
こんな自然な好循環が何世代にも渡って連綿と続いてきたんですね。

だから比較的おデブちゃん(失敬!)が多いローカル君たちですが、なにげに結構、普通に潜れます。
ただ潜って還ってくるだけではなくて、しばらく水底でじ~っと出来る人も少なくありません。

そんな地域ですから、魚が獲れる人=尊敬の対象 です。
それが、見ず知らずの外国人であっても、です。
「俺たちのポイントを荒らしやがって」
なんて怒る人はいません。
海から上がるとたいてい、「なんか獲れた?」って興味津々やってきます。
「おお~いいねえ~!」とか「これはちっちゃ過ぎだろ~w」なんて笑ってたりするのが普通です。

根本的に違うのです。

だから毎年、スピア大会にはサイパンのみならずテニアンやロタ、グアムからも多くの方がわざわざ来島して参加しますし、地元企業も資金や賞品、ボートのガソリンに至るまで協賛してくれます。新聞にも大会の告知や結果が、スポーツ欄のトップで取り上げられます。

そんな環境ですから、”安全のために、スピアフィッシャーは必ずダイブフラッグ付のブイを携行すること。ボートは必ずブイを迂回すること”という法律もあり、”遊泳者及びダイバーの15m以内では撃たないこと”などという自主ルールがあったり、魚の絶対数を守るために、3か所の広いエリアで自然保護区(禁漁区)を設けていたりします。それぞれ、ボートキャプテン、ダイバー、魚との共存をしていくためのフェアなルールです。

そしてなにより、年間を通して27℃~30℃という温暖な水温、約2千年前のグリーンランド沖からの深層海流がマリアナ海溝から湧き上がることで保たれる高い透明度は世界でも稀な、恵まれた環境であることも見逃せません。

寛容な人々、恵まれた環境と、先進的でバランスの取れた共存システム、そして安全をベースに育てるプログラムと手法を改善し続ける私達と、スピアを始めて楽しんでみませんか。


きっとサイパンが、あなたにとっても第二のホーム・オーシャンになると信じています。





ちなみに・・・「スミスさんなんていないのに、なんで?」と、ご質問頂くことが多い店名の由来ですが・・・
”アクア”は水、”スミス”は古英語で職人を意味します。アクアスミス=水職人という造語です。

GOLDスミス=金職人、LOCKスミス=鍵職人、ですね。エアロスミスは、「その場の空気を変える職人」という意味だそうです。


Instructor

Spearfishing Felix SasamotoFelix Sasamoto

スキン・スピアフィッシングインストラクター

サイパン生まれのサイパン育ち。チャモロ人。
スピアフィッシング暦30年。
10歳の頃からすでに外洋でスピアをしていた、サイパンでは知らない人のいない、素潜り魚突きの達人。

一流のメンタリティとスキル、華麗な実績は現役にして、すでに”生きる伝説”と化しつつある。が、常に謙虚な姿勢と、古き良き昭和を思わせる佇まいを持った、『日本人的』な人。

'07、'08、'09年グアム大会、4年に1度開かれるミクロネシアのオリンピック、MICRONESIAN GAME'02(タヒチ)、'06(サイパン)、'10(パラオ)、’14(ポナペ)のサイパン代表。
'06サイパン大会では個人・総合優勝で2つの金メダルを獲得、'08グアム大会ではササモト・アサイチームで部門優勝(サイパン・トリビューン紙。'09グアム大会では同チームで総合準優勝。

お爺さんは戦後、サイパンの復興の為に尽力した笹本五郎氏で、”アナタハンの女王”一行を無事、日本に帰国させた人物。

実はエレキギターも巧く、ローカルMTVでフェリックス特集が組まれたこともある。

2016年、一人娘の就職を機に一家でグアムに移住。

○2006-11' NPO マリアナス・アプネア・スピアフィッシング協会(MASC)初代副会長
○2012-16' NPO マリアナス・アプネア・スピアフィッシング協会(MASC)会長
○2010 MICRONESIAN GAME(開催国:パラオ) サイパン代表

○2014 MICRONESIAN GAME(開催国:ポナペ) サイパン代表

GM

Spearfishing Morito AsaiMorito Asai

スキン・スピアフィッシングインストラクター

大阪生まれ。日本人。
人生の半分を海で生きている。

好きなものは酒とたばこに鍋、温泉。

目標は、素潜り世界王者(但し、喫煙者部門)。
2006年、協賛企業、議員を集めてフェリックスとサイパンで初めてとなるスピアフィッシング協会を創設。
例年開催されるスピア大会には、近隣の島々やグアムからも参加者が多く訪れる。

☆大会協賛企業
メインスポンサー:Budweiser(2006~現在)
2006~: Cressi USA, Fishing & Tackle
2007~:サイパン漁協、上下両院議員(*1,2), O.Me.R
2008~:Shell石油、Docomo、Hyatt Regency
2010~: 現地政府内閣


上院 *1: Sen.Pangelinan, Sen.Crissostimo
下院 *2: Rep.Guerrero, Rep.Teb Teb, Rep. Seman


2014-2015年度『地球の歩き方』サイパン・ロタ&テニアンの表紙モデル。
2016 :『スピアフィッシングマニュアル 1.0(初心者~中級者編)』を出版。


The pro shop  


【社会活動・その他】
08’: サイパンの小・中・高校にてスピアフィッシング・シャークフィーディングに関する講演活動
09’: 無人島が連なる、北島諸島ポイント開拓スピアツアーに参加。
   ーサイパン・テニアン中学生サマーキャンプにてスキンダイビング講習を担当。
10’: サイパン大会でチーム総合優勝
 【番外編】
サイパンのマリーナにて、日本からのヨット乗りだと思って後ろから気軽に声をかけたおじさんが、
矢沢永吉
さんだった。10代の頃からのファンだった自分は「じ~かんよぅ~とまれぇ~」と思いました。


○2006-12' NPO マリアナス・アプネア・スピアフィッシング協会(MASC)初代会長
○2010 MICRONESIAN GAME(開催国:パラオ) サイパン代表

○2014 MICRONESIAN GAME(開催国:ポナペ) サイパン代表


The Pro Shop

ストア部門は、売り場面積56平米に質の高いラインナップが充実しており、各種ツールを自由に利用できる修理コーナー、試着室があり、購買者の9割以上をローカルが占めるミクロネシア最大のスピアフィッシング・プロショップとなっています。 業界トップブランド各社の厳選された最新モデルや日本未発売モデルも豊富に取り揃え、正規ディーラーならではのメーカー保証にも対応いたしております。

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