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AQUASMITHはサイパンのスキンダイビング・スピアフィッシングスクールです。

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アドバイスSpearfishing Tips

このページでは、安全な潜り方・魚を獲るコツ・魚を寄せるコツ・水中銃の安全な使用法・前日及び当日の注意事項についてご紹介しています。長文です、覚悟してお読みください。
◎ご参加される方も、されない方も以下を読んで下さい。知っているだけでも、結果は違ったものになってきます。
多くのフリーダイブ世界チャンピオンを輩出している、ハワイのカーク・クラック氏がコースで教えている内容をベースに、より安全に潜る方法をご紹介します(スピア向けに一部、修正しています)。

◎より安全に潜るための10の黄金ルール
必ず二人1組で潜り、交互に潜ることでお互いの安全を確認しあいます。
相方の浮上後、6回の呼吸までは見届けてください。90%のブラックアウト(意識喪失)は、水面浮上後に起こります
深度と潜水時間がわかるフリーダイブモード付きコンピューターを使用しましょう。
「自分のことは自分が一番わかっている」という考えは捨てましょう。これまでにもあなたより格段に潜れるトップレベルのフリーダイバーでさえ、ブラックアウトで命を落としています。自分の安心して潜れる範囲(深度・時間)内で楽しみましょう。
潜降の際は水面でスノーケルを口から外します。こうすることによって、万が一ブラックアウトになった場合も一定時間、水の浸入を防ぐことができます。また水面浮上時、クリア(空気を消費)する必要なく、即座に呼吸が出来るメリットがあります。スノーケルを咥えた状態でブラックアウトすると、即座に水が肺へ浸入することになり、危険です。
ウェイトは-10m(*1)で中性浮力になるようにすることをお奨めします。これは、潜降により多くのエネルギーを消費することになりますが、酸素の少なくなっている帰り(浮上)を楽にすることと、万が一の場合に−10m以浅では自然に浮くことで安全性を高めることができます。
飲料水をたくさん飲むようにしましょう。体内の水分が長時間にわたって奪われてくると、例えば午前中には楽勝だった-20mに2分間のダイブでも、午後にはブラックアウトを起こさせる場合があります。
しっかり水面休息を取ってください。推奨は水中にいた時間の2倍(2分間のダイブなら4分間の休憩)です。この休憩時間を安全に、かつ極端に短くできる呼吸法(ハイパーベンチレーションではありません。自分の脳をだまして潜水時間を伸ばすハイパーベンチレーションは、大変危険で全くお奨めできない呼吸法です)がありますが、これはベテランの方にしかお奨めできないので、ここでの紹介は控えます。
万が一、あなたのバデイ(相方)がトラブルに遭ってしまったら、即水面に上げ、気道を確保し、呼吸を促してください。目の間に息を強めに吹きかけることも吸気を促す面では効果的です。間違っても唾を吐き掛けないように。
10
自分の居場所がいつでも、すぐ人にわかるように必ずブイを使用しましょう。往来する船への目印にもなりますし、銃につけておけば大物を撃った場合も、逃げられる可能性が少なくなります。また、疲れた場合はつかまって休むことも可能です。
(*1)-20m以深へ潜る方への参考深度です。おおよそ、自分の潜水深度の半分に設定したら良いでしょう。
*より深く ー 深さを求められる方には、'07年度女子世界チャンピオンのマンディ・ロウ・クルックシャンクもインストラクターとして在籍している、パフォーマンス・フリーダイブ(ハワイ)がお奨めです。世界最高レベルのフリーダイビングレッスンが受けられます。興味のある方はご参加ください。
以下は当レッスンコースでお教えしている部分の一部抜粋です。ご自身のレベルにあったアドバイスが見つかると幸いです。尚、魚種による習性については地域差があります。ここでは、当地域(サイパン〜テニアン〜ロタ〜グアム)でのアドバイスになります。とうぜん、コースではケース・バイ・ケースによるさまざまなテクニックをお教えしています。



◎魚を獲るコツ(初級編)
初心者の方の初めの壁はブダイかも知れません。集団で行動するブダイは、不審者(私たちですね)に気づいた一匹が鳴いて仲間に知らせ、逃げていきます。ここではまず、ブダイをターゲットとした漁法をご紹介します。
長く潜る呼吸法を行います(レベルや条件によって異なるため、詳細は控えます)。
対象魚を見つけ、静かに潜降(上体を90度曲げ、片足を上げます)します。
水底に近づくにつれ、キックを弱めていきます。
対象魚には可能な距離まで体で近づき(銃を持った腕は伸ばさない:写真上)、背景が刺さらない(砂)ものや距離であることを確認し、@銃を伸ばすA気付かれるB撃つ、というタイミングで行います。この、最後の@〜Bはほぼ同時、一瞬です。


◎魚を獲るコツ(中級編)
中級者の方に、主にポンド(450g)以上の魚を仕留めやすい方法をご紹介します。ここでは「中級者」とは、ー10m以深の水底で魚が寄ってくるのを待てるようになった方を対象とします。中級の方になるといくつもの方法がありますが、ここでは魚寄せの基本形となるものをご紹介します。
長く潜る呼吸法を行います。
静かに潜降します。(−15m以深では、水面から魚が視認できないことも多いので、必ずしも対象魚を見つける必要はありません)
水底から5m離れたところで、キックをやめます(自然に沈む)。付近の安全を確認し(オニヒトデなど)、静かに着底します。
目を閉じ、何も考えず、意識を心拍に集中させます。ゆっくりと脈打つ心拍を感じてください。
*魚の寄せ方:いくつかの方法がありますので試してみましょう。深度、魚種、あなたがどれくらい海のリズムをマスターできているか、どれくらい待てるかによっても寄ってくる魚は変わってきます。
A.うつむいたまま、砂をひとつまみ握り、パッと上に向かってまく。
B.小さな貝殻などで岩をこする。(高い周波数を出すと集まりやすくなる傾向があります:写真上・左手)
C.水中銃のバンドをラバーポイントのグローブでこする。
D.のどで音を鳴らす。
30秒〜1分後、目を開け、ゆっくりと顔を上げます。この際、周囲の魚が最も緊張しますので、微弱な心拍の乱れにも瞬時に反応し、逃げられてしまいます。意識はまだ心拍に集中させていてください(重要ポイントです)。狙う魚種、サイズのものが射程内にいれば泳ぐ方向を予測して銃を構え、可能であればキルショットを狙います。キルショットでない場合、同じ場所での漁は難しくなります。もし離れたところにいい魚がいれば、そいつに狙いをつけて「こい。こい。」と念じる(笑)。冗談のようですが、これで寄せられることも結構あります。浮上後はまた少し離れた場所(15m程度以上)で再開してください。




◎水中銃の安全な取扱いについて
正しい使い方をしていれば、ぜ〜んぜん危険なものではありません。
水中銃を使う時の大原則として、
”陸上ではぜったいにゴム掛けしないこと”です。練習であれなんであれ、掛けないようにしましょう。練習の場合は、掛かる手前5センチまでで充分です。これは、水中では陸上よりかけやすいためです。
コック(ゴム掛け)時は周りをよく見て安全を確認してから行ってください。銃さき方向に人がいないこと、また周囲の人へも5m以上(一般標準90+シングルラップのガンを使用の場合)離れていることを確認します。コツは、ヨコから見て、上体と銃が90℃になること。これがV字になりやすい初心者の間は、かなり力が必要な割には、ゴムをかけることができません。インストラクターの引き方をよ〜く見てコツを覚えましょう。コツを覚えると力はほとんど必要でないことに気づきます。注:また、コツがつかめていない初心者同士の場合、ゴム掛けしているうちに体がクルクル回り、本人の知らないうちに移動もするので特に注意が必要です。必ずベテランの監視者に観てもらうようにしましょう。*初心者コースでは、ゴムが引けない場合、インストラクターがコックします。
コック時およびコックしたあとの銃は離れていても、絶対に人に向けないようにしてください。セーフティをオンにします(任意)。各自は10mの間隔をキープします。
まず原則として、背景がサンゴであったりしたら撃たない又は方向を変えるのですが、万が一、発射後、岩に刺さったり、または返しが引っかかったり、撃った魚が穴の中に入ったりして簡単に抜けない場合は一度銃を捨ててまず浮上してください。充分な休息時間をおいた後、再度潜降して取るか、取れない場合はインストラクターを呼ぶようにしましょう。その際、銃を見失わないよう、水面から常にトラッキングしてください。たいていの銃はハンドル部が白になっており、よく見えるように工夫されています。
使用後は真水でしっかりと洗いましょう(特に機関部)。メンテナンスもまた、銃を安全に使用する上で重要な要素です。


◎ご参加前日及び当日の注意事項
前日はしっかり睡眠を取り、アルコールは最低限にとどめておきましょう。終わったら気持ち良く呑めば良いのです。
当日の食事:しっかりと食べると単純に波酔いしてしまうというのもありますが、内臓の働きが活発になるとより多くの酸素を消費してしまい、息が持ちにくくなるという側面があります。軽食で済ませることをお奨めします。また牛肉やコーヒーなどは心拍を上げてしまうので、息が持ちにくくなり実力を発揮できなくなってしまうことがありますので、当日は避けた方が良いでしょう。



◎さいごに
最低限にまとめたつもりですが、結構長くなってしまいました。ここまで読んで頂きありがとうございます。
普段、陸上で生活している我々にとって、海は憧れであり、また思いがけない油断や慢心によって恐ろしい場所ともなり得ます。人間本来の本能がどんどん制限されつつある陸上では、一生体験できないような素晴らしい感覚を得ることもできます。海のルールとリズムを少しづつ体と感覚で覚えていき、その素晴らしい世界を皆さんと共有できれば、これ以上のことはありません。また、スピアフィッシングを通じて出会った世界中の仲間達とは最近の話題(漁獲、海域他)などで交流しあえる、素晴らしい財産です。そして更にこの輪を、もっともっと拡げていきたいと思います。

リゾートとしてだけでなく、サイパンで『本格的な海を愉しみたい』方々は是非お越しください。
いつも敬意をもって海と接し、共に愉しみましょう。

バナースペース

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