なんだ、スキンダイビングってそういうことだったのか。
スキンダイビング ライセンス講習ツアー
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なんだ、スキンダイビングってそういうことだったのか。
本当は誰でも素潜りできるんです。
「自分にはとてもムリそう。。。」
「せっかくの海での遊びに”ガマン”なんてしたくない」 「息ができるダイビングでもイッパイイッパイなのに、息を止めて潜るなんてムリムリ!!」 「自分はもういい歳だから、いまさら素潜りなんつってもねえ。。。」 スキンダイビングほど、みなさんに誤解されている遊びも少ないかも知れません。特に、ダイバーの方の99%にはそう誤解されている、といっても過言ではないかも知れません。 事実、ダイビングから海遊びをスタートした自分が長いあいだ、そう思い込んでいたうちの一人なんです。 では、なぜそう思い込んでしまっていたのか。 それは、わたしたち人間にとって”陸上でのルール”でしかない「呼吸」を、海に持ち込んだときから、 その「思い込み」が生まれたのではないかと思います。 それは、素潜りよりも、ダイビングが海遊びの「普通」になったことから生まれたひずみのようなもの、 と言い換えてもよいかも知れません。 いえいえ、別にダイビングを否定しているわけではありません。 ダイビングは、メカニズムに大きな比重をお願いすることで、誰でも海を手軽にのぞけるようにしてくれました。 それは素晴らしいことです。 しかし、あまりにも一般的になったおかげで”陸のルール”が海で通用するかのようにみんなが誤解してしまったのかも知れません。 洋の東西を問わず、「郷に入らば、郷にしたがえ。」(When you are in Rome, Do as Romans do.)ということわざがあります。 外国に行って、日本で当たり前のことを押し付けようとしてもうまくゆかないのと似ています。 国が違えば「常識」が異なることがあるからです。 昔、ジャック・マイヨールさんという素潜りの記録を作ったおじさんがいました。 ジャックさんは、「スキューバとは、植民地主義に他ならない」とダイビングを快く思ってはいませんでした。 わたしはそこまでは言いませんが、彼のいわんとしていることはわかります。 おそらく、「陸のルールでしかない”呼吸”を、海に持ってくるのは押し付け政策以外のなにものでもない」 わたしの想像ですが、そういうことがいいたかったのではないかと思います。 そう、まさに海とは、違う国のようなものです。 陸とは違う、独特のリズムがあり、ルールがあります。 それを少しずつおぼえてゆくと、かつて感じたことのない感動や見たことのない世界に入れるのです。 そしてその世界は、とても心地よいのです。 陸では体験したことのない、心地よさがあるのです。 だから、言葉でこの心地よさを伝えることはむずかしいのです。 しいて言うなら、「静寂な幸福感」とか。。。 「海と宇宙とひとつになったような感じ」っていう感じなんですが。。。 そんなこと言われてもたぶん「。。。ハァ?」だと思います。 もしかしたら、禅でいうところの「無の境地」がそれに近いのかも知れませんが、恥ずかしながらわたしもやったことがなく、 きっとあなたもやったことがないのではないかと思います。 だから、わたしの人生経験不足、またはボキャブラリーの欠陥が問題かもわかりませんが、良い例えが、陸にはないような気がするのです。 この、なんとも、表現しがたい海という異国の心地よさをあなたにも知ってもらいたい、というのがわたしたちの思いです。 新しい海への入り口は、その「ムリムリ!」っていう誤解の裏側に隠れているのです。 このコースが、あなたにとって本当の海とのパスポートになれば、そんな嬉しいことはありません。 ただ、はじめにお伝えしておきますが、この文章のいくつかの点で、フリーダイビングという深さを競う競技の歴史を 彩ってきた人たちのお名前や、エッジのきいたお言葉を勝手に拝借しておりますが、あくまで”素潜りの世界の素晴らしさ”を お伝えするために引用させていただいてるのであって、当コース自体は深さを競うコースではありませんので、お間違いなく。 もしかしたら今後、あなたが深さを競う世界へ行かれるようなことになったら、それはそれで嬉しいことなのですが、 このコースでは、まず誤解を解き、そして純粋にスキンダイビングを楽しんでいただく、それが目的です。 さきほどから、「海は異国です」と言い続けてまいりましたが、なぜかと言いますと陸の常識が、海のそれと異なる点が いくつもあるのです。 それらの、「海の国」から観た、陸世界での誤解のうちのいくつかを観てゆきましょう。 誤解① 今はまだ信じてもらえないかも知れませんが、すべての人が、陸上よりも水中のほうが長く息を止めることができるのです。 イタリアのサルデーニャ島というところでフリーダイビングの学校をやっている、ウンベルト・ぺリッツァーリさんという、 お名前の文字変換に手間取るイケメン元チャンピオンのお兄さんがいるのですが、その方はこうおっしゃっています。 ”確かなことは、人間は地上より水中の方が長く息こらえができるということだ。これは、この30年間のアプネア(息こらえ)研究の成果であり、実際にフリーダイビングの選手なら誰もが証明できることだ。” これは、意外だったのではないですか? 他にも意外なことがいろいろあるんです。 誤解② たとえば、「おれは(わたしは)もう年だからムリだろうよう~」。。。わかります。陸ではふつうに、よく使われる言葉です。 でも、先述のジャックおじさん。 人類で初めて、水深100mに潜った方なんですが。。。 すごいですよね、100mなんて。。ヨコじゃなくてタテですよ。いや、ヨコでもすごいですけど。 しかも人類初って。スゴイっす。超トップアスリートですよね。 でもその時、56歳だったんです。 「そりゃ~海で生れ育って長年やってた人の中にはそんな人もいるかも知れないじゃないかあ。」 って思われたかも知れませんが、そうでもないんです。 もともと、子どもの頃に海でチョロッとシュノーケリングしたことあったみたいですが。 それだけではぼくらとあまり変わりありませんね。 大人になってからは新聞記者で、そのあと水族館職員されてたんです。 ま~でも、そりゃ~世界に一人くらいは遺伝子異常かなんかで天才が。。。って思われたかも知れませんね。 そのジャックおじさんのライバルでエンゾおじさんていう方がいらして、まだお元気なんですが。 その方、101mまで潜ったんですよ。1988年のことなんですけどね。 その時、58歳だったんですよ。 だから、年齢はひとつの定規ではあるかも知れないんですが、思い込みでもあって、矢沢永吉さんもおっしゃっているように。。。 年とるってのは細胞が老けることで魂が老けることじゃない。 っていうことでもあり。。 だからやっぱり海はルールの異なる、異国なんではないかと思うのですね。 もっともっと意外なことはあるのですが、このページが下にとっても長くなってしまうのがおそろしいので、 ここでようやく本題に入りたいと思います。 コース内容 ニュアンスで伝わりやすいようにと、文章の前後にあわせてここまで”素潜り”と”スキンダイビング”の2つを使い分けてきましたが、 厳密にいうと”素潜り”はマスクだけつけるのに対し、”スキンダイビング”は、マスク・スノーケル・ソックス・フィン・ウェットスーツ・ウェイトベルトを使用します。 このコースでは、スキンダイビングのレッスンを行います。 内容は以下の通りです。 【レッスン内容】 ◎潜水前に心拍を落ち着ける方法 ◎安全に息を長く持たせる呼吸法 ◎スノーケルの本当に正しい使用法 ◎ジャックナイフ潜降 ◎潜降中のポイント ◎耳抜きのコツと陸上でもできる練習法 ◎着底中に心拍を落ち着ける方法 ← コレができるようになると、その”心地よさ”をあなたも知ってしまいます。 ◎浮上時の注意事項 その他 *注1 スキンダイビングで、息を長く持たせるようにするコツとして、かならずといっていいほど紹介されているのが、 ハイパーベンチレーションと呼ばれる、過呼吸法です。 わたしたちはこれをお教えしません。 理由は単純、「危ないから」です。 なんで危ないかって言いますと、わかりやすく言いますと、自分で自分の脳をだましているんです。 「吸いたい」って思うのを、遅らせることで潜水時間を少し長くする方法なので、失神してしまう可能性だって 少なくないのです。なおかつ上達にはまったくつながりません。 それにそんなことしなくても、息が今まで以上に持つ方法で安全にできるものがあるからです。 異国に行くつもりが天国に行っちゃったらシャレにもなりません。 *注2 レッスンというと、「水面で1つずつインストラクターが手順を追って説明してくれる」ことをご期待されるかも知れませんが、それは異なります。 わたしたちは、水面でほとんどしゃべりません。 「めんどくさいから」 ではありません。 言葉じゃなくて映像でおぼえることが大事なのです。 言葉って海の国にはありません。 でも「見て覚える」ってことは魚たちもします。 なにか問題があれば、しゃべらなくても目でほぼわかるというのもあります。 ですが、そうしないもっとも重要な理由は、陸モードから海モードにスイッチを切り替えてもらうためです。 「スイッチなんかあるんかいな?」 あるんです。 スイッチの入れ方が。 そういったことも、コースで学習していただきます。 適切な呼吸法とコツを習うことで、スキンダイビングの能力は遥かに上達していきます。 ちょうど自転車に乗るのと同じように、一度体得すれば、期間が空いても忘れることはありません。 ポイント スキンダイビングのレッスンは、背の立つ浅瀬のポイントで基本中の基本から練習していきます。ですから、まったく初めての方でもご不安なく始めることができます。 浅瀬での練習の次は、足のつかない、水深5mほどのエリアで素潜り、いわゆるジャックナイフ潜行や耳抜き、安全な浮上法などを実習します。この、まったく初めての方用コースがレベル1です。 レベル2では、学科講習やテスト、水深10mほどのポイントでのスキンダイビングへと進んでいきます。こんな感じです。 コースを無事修了しますと、さきざきはこんな素敵なところで潜れます。
たとえば、ダイバー人気世界第2位の洞窟スポット、グロット。。
昨今はとーーーっても人気になってしまい、諸外国の方々のライフジャケット着用スノーケリングツアーが団体で押し寄せ、水面はまるで市民プールばりにごった返すようになってしまったグロットですが、それでもわたし達は負けませんw
裏ワザで、まるで10年前のグロットのような人の少な~い、静かなグロットをこれまで愉しんでこられています。
*2019年8月より、グロットに入海人数制限が設けられ、日焼け止め(サンゴに悪影響を与えるといわれていて、ハワイ、メキシコ、パラオなどでも禁止されています)を使用している人は入海できないなどの動きが出てきています。
過剰にご心配しないでいただきたいのは。。。 初心者でも大丈夫。ってことです。 はじめはみんな、初心者なんですから。 それに、そのためのコースなんですから。 では、なぜわたしたちのコースが良いかという点をカンタンにご説明させていただきます。 まず、わたしたちはサイパンのスキンダイビングコースのパイオニアです。 それは、もっとも指導経験があり、経験値が高いってことです。 わたしたちのレッスンでは、お申込み時に、ネット予約限定の特典として、AQUASMITHオリジナルの『スキンダイビング上達のための10ステップ』をお送りしています。 これは、現地で講習をご指導していて、こちらに来てから講習時に知るされるのではなくて、やはり事前に知って よ~くイメトレしてもらいたい、いくつかの障壁となるポイントをできるだけ難なくクリアしてもらいたい。 事前にチョットでも陸で練習してもらえたらもう少しイケるのに。 って思ったことを、独自にまとめたものです。 なぜ、そのほうが良いかは、単純に。。。 「急に言われても、できないよ。」ってことってありますよね。 だからです。でも、それだけじゃないんです。 スキンダイビングの障壁の1つ目は、「耳抜き」なんです。 耳さえ抜ければこの人、10m軽くいけるのにな~って方は実は少なくありません。 耳が抜けないがためにたとえば10mいける人が5mで帰ってこなきゃいけない、とかよくあります。 「耳が抜けるかは、やってみないとわからない」 っていうインストラクターは少なくありません。 それも間違ってはいないのですが、耳抜きって実は陸でも講習前に練習できるんです。 ようはコツなんですね。コツだから、一回覚えてしまえば忘れようがないのです。 そして、その練習期間は長ければ長いほどいいんですね。 1日に、ホント1分でもあれば充分なんですが、やりすぎると鼓膜に負担かけすぎちゃったりすることもあって、 お医者さんも「1日3回までにして」っとかなり軽めにやることをおすすめしてるんです。 耳抜きには個人差がありますが、同じ人でも長ければ長いほど抜けやすくなっていきます。 だから、ご参加1か月前にお申込みされた方は1か月練習できますし、1週間前なら1週間、3日前なら3日しかないってことになります。 練習ってもそんなたいそうなものではありません。どちらかっていうとコツを体得してっていただくのにい近いです。 それに、この『スキンダイビング上達のための10ステップ』のもっとも重要なことは、コースが終わってからも 復習ができます。実際やってみて1つずつどうだったか。 そしてまた次どこかの海でって時にまた事前にイメトレや練習ができるんです。一度でも「やってみた」ことがあるわけですから、 今度はさらにイメージしやすく、理解しやすくなっていくんです。 だから、この『スキンダイビング上達のための10ステップ』は、ご自分で期待していたように潜れるようになるまでは、 何回でも読んでほしいのです。ポイントになるコツをまとめてありますから。 決して、読むことが苦痛になるほど長い内容ではないですし(10~15分くらい)、潜れば潜るほど、書いてある内容がわかるように なってくるようになってますから。 ご家族でご参加される方もいらっしゃるので、お子様にもわかりやすい内容になってます。 この他、独自のユニークな点では、色々なトラブルへの対処法、これにはサメの遭遇した場合の対処法も含まれています。 ここまでせっかく読んでくださったのですから、ついでにお客様の生のお声を聞いてみてください。 着色料はいっさい使用しておりませんので。。。 :はるみさん スキンダイビングは思っていた以上に難しく、悪戦苦闘でしたが、スキューバダイビングとも違い、楽しかったです。 海の静けさに感動してあのあとずっと興奮状態で夜も寝付けなかったほどです(笑)。 次回は耳抜き克服もかねてスキューバ
ダイビングとスキンダイビングを両方できたらいいなと思います。
その際はまたご指導よろしくお願いします。 :さなえさん (前文略)私は、やっぱりグロットでのスキンダイビングが一番印象的です。 あの時はそれほどまでに思わなかったのに、その夜にはあのケーブの底で聞いた自分の心臓音や穴からの景色がフィードバック してたみたいで、すごい興奮&歓喜の寝言を連発してたみたいです(同室のYさん証言)。 うまく言えないけど、潜ってそこに少しステイしている時、海の中にいることを許してもらえた気がしてなんだかとっても 居心地が良かったです。 そしてその心地良さはちょっと麻薬ですね(笑)。 :アツコさん 2日間大変お世話になりました。 今回のご指導のおかげで、7.3mまで潜れた事が今でも嬉しくあの時海の中で自分が感じた音、海の圧力、止めている呼吸と見上げる水面。 どんどん迫ってくる海の底と沢山の生き物達。自分の限界と可能性。 まだまだ言い現わせない程素晴らしい時間でした。 今年のトップシーズンの頃、いつもの岩場で、いつもよりも深く潜ったらまたあの胸の高鳴りと、海を感じる自分の体を楽しみにしています。 |
はい、サイパンは年間水温27℃~30℃とひじょうに安定していますので、年間を通して海で遊ぶことができます。 「スキンダイビングに参加して、スピアフィッシングを見学することはできますか?」 「コンタクトレンズで大丈夫ですか?」 「キャンセル料はかかりますか?」
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